2015年12月19日

C89:三拡メモ(その2)

 三拡から2週間経過して今更感がある、三拡メモその2(質疑応答メモ)です。

-------- メモここから --------
質問用紙の氏名ふりがな欄に何も書いてない人が多い。その質問には回答しないことにします。準備会と参加者の間の信頼関係を大切にしたい、という意味で。

◎東からの入場は大丈夫なのか
→東入場待機列は一定の時刻で切って、それ以降は西一般列に並んでもらう。

◎東7・8ホールはどのくらい配置できるのか
→西を含めて全体を見直す必要がある。現状では確定していない。消防などとの調整もある。

◎4日間にすれば落選は無くなると思うが
→参加者の体調などの問題もあり、難しいところ。
 C90の4日間開催を検討していたが、結局3日間になった。

◎「土日月」開催はどうか?
→不評だったので、夏は「金土日」で。冬コミは曜日よりも時期優先。

◎Twitter公式アカウントで三拡の告知をしないのは何故?
→サークル参加者向け、という位置付けのため、大々的な告知はしない。
 人が増えることによるメリット・デメリットがある。

◎「スペース・ダンディ」がカタログ背表紙に載るのはいつごろ?
→厳しいと思います。

◎40代男性ですが、BL本を購入しようと思っている。頒布を拒否される可能性はあるか?
→堂々と買ってください。

◎コインロッカー移転などはあるか?
→ガードマンを立てられるところだけの運営

◎屋台がマンネリ。マンガ飯とか。
→業者に相談してみる

◎東京ビッグサイトの同人誌即売会占有率は?
→1割くらい。コミケだけで年間のべ110万人。他のイベントを含めると200万人くらい。

C88:3日目の一斉点検で電源につながったスマホを発見。どうなった?
→落し物扱い。東京ビッグサイトに渡して手続きしてもらった。

◎来場の件、具体的な時刻で明記してほしい。ホテルから来る人のためにも。
→「深夜来場はやめて」というのが主旨。

◎りんかい線などがカオスになるのでは?
→いろいろ考えてやってもらってるので、大丈夫だと思う。

◎NHKなどの影響で、お客様視線の人が増えてる。
新しい参加者がいないと衰退する。コミケの先達として彼らを見守ってほしい。

◎五輪で長期にわたって東京ビッグサイトが使えなくなる件
→準備会だけでは何ともしようがない。
 ビッグサイトを借りてやってるイベントでビッグサイトの意向に反する署名活動は難しい。

◎当日の動線
→カタログ読んでスタッフの指示にそって動いてほしい

◎更衣室先行登録を利用する
→増えました。3日間累計で4000人の申し込み

◎コスプレ小道具としてビデオカメラ持っていいのか
→可能。トラブルにならないように気をつけて。

◎東7・8ホールのどちらかをコスプレ関係を入れて欲しい。棲み分けしてほしい。
→「コスプレは隔離するものではなく、どこにいてもいいもの」と考えている

◎有明防災公園をコスプレ可能にできないか?
→徐々にやっていけるようにします。

◎JRの制服を着ているスタッフがいた。
→こちらでは把握していない。確認していきたい。

◎妊婦だけど注意事項は?
→無理するな。「コミケに子供連れ」の件と同じ。

◎おまけとして市販されている塩アメなどを付けるのはOK?
→その程度ならいいと思う

◎カタログは冊子版かカタロム版で迷う。
→好きな方、または両方を買ってください。

◎申し込みが緩やかに減少している?
→申し込みセットもゆるやかに減っている。

◎いわゆる「春画」を無修正で載せたいのだが
→見本誌で判断する。

◎とある作品の二次創作の本を出すのだが、その音楽サークルとして配置されてしまった
→すいません。冬は期間が短いので(サトミ)
 頒布物説明が不十分だと配置ミスが起こりやすいので注意。

◎「おそ松さん」のジャンルは?
→初出に合わせるのが原則だが、「アニメFC」で行く方向。ケースバイケースな部分もある。

◎ジャンルコード再編はいつ?
→今回の申し込みで再編のアンケートを実施。まだ集計分析には至っていない。
 来年の再編は無いのではないか。

◎何サークル集まったら独立ジャンルコードもらえるのか?
→そういう基準はない。いつまで長続きするのかなーというのが重要。
 無くす判断が難しいので独立コード化は慎重にやっている。

◎「オタクはレイシスト」と非難される危険性があるのでは?
→難しい問題。日本の現状・文化をしっかり教えることが大切。

◎TPPに関する号外的なアピールは出すのか?
→何かあれば出していきたい。

◎国会図書館に同人誌を納本できるのか?
→カタログは納本している。

◎コミケット20周年誌は公開するのか?
→当時の編纂姿勢からするとそのままでは難しい。米澤図書館で読むことはできる。
 公開可能な部分はウェブにアーカイブとして載せていきたい。

-------- メモここまで --------

 東京五輪、オタクとヘイトスピーチの関係、ジャンルコード再編…のあたりが印象的な質疑応答でした。
 C89当日まであと10日、風邪などには気をつけて、仕事との折り合いもつけて、コミケットを楽しむ準備をしましょう!

2015年12月12日

C89:三拡メモ(その1)

 コミケット89の第3回拡大準備集会(通称:三拡)に行ってきました。遅くなりましたが、第1部(代表ご挨拶・報告)のメモになります。
 「三拡って何?」については過去記事を参照。

-------- ここからメモ --------
【ご挨拶:安田かや】
コミケットスペシャル6、五輪、TPP、国連…いろんなことがドサッと。慌ただしい1年だった。

ROMICS(イタリアの漫画アニメイベント。春のCスペシャルにも参加)に行ってきた。お礼参り。
ミュンヘンのオクトーバーフェスにも行ってきた。ビール目当てw
15万人が集う、半官半民みたいな感じ。ボランティアもみんなで盛り上げている。

櫻井孝昌さんの逝去、残念。
コミケ創世記の世代の訃報が多い。健康には気をつけよう。(筆谷)

【ご挨拶:筆谷芳行】
若い人から「よくやってますね」と言われる。「え?何でおまえやらないの?」と思う。漫画好きだから。つらいこともあるけれど、その結果は楽しいし、充実するから。

【ご挨拶:市川孝一】
健康第一でよろしくお願いします。
地力を蓄えてきてください。笑って新年迎えられるように。

【報告】
(安田)
大晦日開催です。周辺で大きなイベント無いのでその辺は安心。
早朝来場についての注意、「4:30以降」という表記を「始発以降」に変更。
4:30東京着のバスを基準にしていたが、現在それに該当するバスは無いため「始発以降」という表記になった。


カタログの来場注意事項の「4:30以降」はミス。次回から対応する。

次回夏コミの設営日は8月11日、祝日(山の日)。

東7・8ホール建設中。来年11月から稼働開始。コミケット91から使う予定。
工事の影響:一般入場に東4ゲートが使えないので、M3ゲートを広げて対応する。
消防の出初式はいつも通り。
この影響で、クロネコヤマトとゆうびんは「雨シフト」で行う。

有明防災フェア、冬は無し。
献血は防災公園、イーストプロムナード(パナソニックの前あたり)で。ポスタープレゼントもあり。オタクの血を世間に広めてほしいw
企業:IIJ(痛SIMカード)、クイック(日経系列)、丸井(OIOI)、にっかつ

(フデタニン)
落選向け、参加辞退向けにアピール概略版を作った(郵送費削減のため)
サークル駐車券の文面変更。受付番号を見える位置に示すようにする。
コスプレ先行入場、定着したせいか応募増えてる。
「鈴木心写真館」2日目に行う。西1ホール商談室。
40周年誌、増版しました。誤字などは修正。

五輪に向けて:
C90の時点で東7・8ホール工事中、西駐車場・西屋外展示場は使えない。
山の日に合わせて、4日間開催も俎上に上がり、検討した。→結果、厳しい。
企業ブースを1、2日目だけにする。3日目はサークルスペースにする
→2日目終了したら企業ブース撤収&サークルスペース設営!!!!!
3日目西の一部サークルは前日搬入が出来ない。

2019年〜2020年に向けて:
19年4月〜20年10月:東1〜8ホール使用不可
20年4月〜10月:西ホール使用不可
各方面で署名などの動きが始まっている。
開催については現時点では「検討中」としか言えない。やめる気はない。

(市川)
国連の例の発言の件、動向を注視して情報集めつつ関係各位と話が出来る状態を維持する。
TPPの件、著作権非親告化は二次創作に配慮する方向。国内の法改正の動向を見ていく。

ファンとして活動してほしい。ファン活動を逸脱しないように気をつけてほしい。
原作への敬意を忘れずに。


1975年12月21日にコミケット第1回が開催された。
もうすぐ生誕40周年。何かやる。
-------- メモここまで --------

 以下、俺の所感。
 TPPや国連の件もさることながら、「2020年夏だけガマンすればいいんでしょ」程度に思っていた、東京五輪における会場問題がそんな甘いものではなかったことを改めて実感することになった。そして、その影響は今回のコミケット89から現れ始める。

 C89(今回):東7・8ホール工事による東一般待機列誘導の変更
 C90(2016年夏):西駐車場・西屋外展示場が使用不可。企業ブースを1・2日目のみに変更。
 C96〜98:東京ビッグサイトが使えない可能性

 今後5年間は混乱の中での開催を余儀なくされるコミケットだけど、それでも俺たちは同人誌を作り、読んで、表現活動を楽しむということを可能な範囲で続けていく。ただ、それだけのことだと思う。